エッセンシャルオイルとアロマセラピー~長谷川桜子

数種類の精油をブレンドして用いる

エッセンシャルオイルとは
蒸気蒸留法や圧搾法により植物から抽出

エッセンシャルオイルは、精油ともいわれていますが、植物の花、葉、根、樹皮、果皮などから蒸気蒸留法(植物材料に水蒸気を通すことで芳香性成分を分離する)や、圧搾法(柑橘類の果皮から抽出するのに使われる。機械や手で圧迫する)によって抽出します。それぞれのオイルは、香りも成分も違っていて、人体に対しても違った作用をおよぼします。

様々な形で利用されるエッセンシャルオイル

アロマセラピーでは、エッセンシャルオイルがさまざまな形で利用されます。

芳香浴

「芳香浴」というのは、室内にディフューザー(拡散器)やアロマポットという器具を使って芳香分子を拡散させる方法です。洗面器に湯をはり、エッセンシャルオイルをたらして、香りをかいだり吸入することもあります。

バスタイムや足湯にも

ほかにも、風呂に入れる、足浴をするといったやり方もあります。

アロママッサージ

「アロママッサージ」は、マッサージによるリラクセーション効果、血液循環の促進作用などに、エッセンシャルオイルの抗菌作用、抗炎症作用などが相乗的に加わることが期待できます。